夜勤専従看護師とはどのような仕事?

病院において、患者さんの介助や医療補助に欠かせないのが看護師の存在です。看護師は患者が来院するいずれの時間帯でも病院に滞在していますが、これは24時間稼働している病院でも変わりません。夜勤として働いて、看護師は院内で患者を見守ります。この夜勤を専門に働く看護師のことを夜勤専従看護師といいます。夜勤専従看護師の仕事内容は、大まかに一般的な看護師と違いはありません。患者さんの健康状態の管理や体調悪化時の処置、服薬管理などです。夜勤専従看護師は入院している患者さんのケアにあたることも多いため、患者さんが不安や孤独を感じることがないように配慮することも大切な仕事となってきます。また、夜間は医師や他の看護師と連絡が取りづらくなるため、必要に応じて連絡調整を入れることは夜勤専従看護師ならではの仕事といえるでしょう。夜間は昼間に比べて少人数で患者さんの対応にあたらなければならないため、状況に応じて臨機応変に動ける能力が必要になります。夜勤専従看護師として働く場合は、連続で夜勤として入れるのは連続で2日までと定められています。2日連続での夜勤シフトでは48時間、1日の夜勤シフトでもその後は24時間以上の休みは取らなければなりません。そのため、働く日と休む日の生活リズムがシフトによって大きく変わってきます。夜勤ということもあり体力を使う働き方ではあるものの、生活リズムが多少変わっても元気に動ける人であればおすすめの働き方といえるでしょう。