現状は?常勤で働く夜勤専従看護師について

病院とは、365日24時間休みが無い施設です。また、勤務体制も夜勤と日勤がある場合が多いので、体力面でもハードに感じる人も多いと思います。そこで、一定の時間で働ける勤務体系が、夜勤専従看護師です。非常勤やアルバイト・パートだけでなく、常勤で働いている人もたくさんいます。少ない勤務日数で高収入だったり、残業が少なかったりと、生活リズムが夜型の人には魅力的に見える夜勤専従看護師ですが、働く上で大変な部分もたくさんあります。「夜型だから大丈夫」と思って始めた人でも、週に何回か昼夜逆転をして働くことにストレスを感じる人も少なくありません。遊びで徹夜をするのとは訳が違いますから、夜に責任重大な仕事をすることで、不眠気味になったり、ホルモンの乱れが生じることもあります。いくら心身ともに健康な人でも、初めての生活リズムだと体調を崩してしまう場合もあるので、しっかりと自分の体調と向き合いながら仕事に臨むようにしましょう。体調不良で働いてしまうと、周りのスタッフはおろか、患者さんにも迷惑がかかりかねません。患者さんに迷惑をかけるということは、生死を分ける場合もありますから、そのことをしっかりと肝に銘じて勤務にあたりましょう。そういったプレッシャーに耐えられず、退職をしてしまう人がいることも確かな現状です。しっかりと自分と相談をして、今までとは生活がガラっと変わることを覚悟して、夜勤専従の看護師という職に就きましょう。